未完成バイリンガル EISAKUの英語奮闘記

留学を終えてからも、貪欲に英語力の底上げを狙う中途半端な英語力を持ったぽっちゃり男子のぶろぐ。直近の目標はTOEIC満点、英検1級を取得すること。

『留学に留学エージェントは必要ない?』

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こんにちは。

先日バンクーバーでの1年間の留学から帰国したEです。

 

今回は、私の留学経験、そして向こうで出会った友達の意見も交えながら、

 

「留学エージェントの必要性」

 

について考えてみたいと思います。

 

世界がどんどんグローバル化しボーダレス化する中で、海外留学というのは以前に比べると身近なものになりました。

文部科学省の報告によると、毎年約6万人の日本人が海外に留学をしています。

 

とは言え、一人でいざ知らない地に行って,不自由な英語を使って生活をしていくというのは、不安なものです。

私もそうでした。

 

初めての留学、初めての海外、そんな私が留学を決意して真っ先にやったことは、留学エージェントに行き情報をもらうことでした。

現地で会った日本人の友達のほとんども、どこかしらのエージェントを使って来ていました。

 

どこの国に行くのか、いつから行くのか、どのくらいの期間行くのか、ビザの取り方、保険、語学学校はどうするのか...etc

 

とにかくわからないことばかりで不安でした。

 

なのでまず留学エージェントに行き、説明会に参加したり、カウンセリングを受けたりしました。

エージェントを利用するにあたって入会金として5,000円ほど支払いました。

 

もちろん相手はプロなので、さまざまなアドバイスがもらえ、不安が減りどんどん希望に変わっていくのが実感できました。

 

英語だらけのビザの手続き、ホームステイの手続き、語学学校の手続き等、全てやってくれました。

自分でやったことと言えば、航空チケットを取ったことくらいです。

 

当初は3ヶ月語学学校に通って、その後向こうでアルバイトを始める予定でしたが、エージェントの方の勧めにより、語学学校に6ヶ月間行くことにしました。

ちなみにビザで許されている滞在時間は1年間。

 

 

そんなこんなで出発の日を迎え、私の留学生活はスタートしました。

 

向こうに着いてビックリしたことは日本人の多さ。

道を歩けばあちこちで日本人を見かけ、日本語が聞こえてきます。

 

バンクーバーは日本人が多いと聞いていましたが、想像しているより遥かに多かったです。

語学学校も学校やクラスにもよりますが、生徒の半分が日本人ということもザラにあります。

 

それだけ日本人が多く生活しているということは、当然リアルの世界でもネットの世界でも、日本人のコミュニティが整っています。

 

そのことを肌で感じていて一つの疑問を抱くようになりました。

 

 

「留学エージェントを使わなくても自分で全部できたのでは?」

 

 

これは実際に私が留学してから大いに思ったことですが、「エージェントに任せていたことは、やろうと思えば自分で全てできる」なと。

 

英語だらけのビザ申請も、どういう手順で進めていけばいいのかは、ネットを調べれば英語初心者でも分かるように解説してくれています。

 

語学学校はバンクーバー在住の日本人向けのコミュニティサイト等から情報を収集できますし、申込もできます。

もっと言えば現地に着いてから、数ある語学学校の体験授業を受けて、自分に合ったところを選ぶのが得策だと思います。

※日本で学校を選んでお金も支払って、入学後に後悔している人をたくさん見ました。

私もその内の一人です。

 

ホームステイや住まいだって上記のサイトを使えば見つかります。

 

勘違いして欲しくないのは、もちろん留学エージェントを利用することで、手続きがスムーズに進んだり、私みたいな海外初心者にとっては不安が和らいだり、とメリットはたくさんあります。

 

ただ一つ注意して欲しいのは、

 

エージェントもビジネスをしているということ。

 

利用するにあたって、語学学校の手数料、ホームステイの手数料等を顧客である私たちから受け取ることによって、収益を上げています。

 

私も、ビザ取得の手続き、語学学校、ホームステイの申込・契約等の手数料合わせて数万円を支払いました。

 

しかし、留学をする人にとっては、少しでも費用を抑えたいのが実情でしょう。

 

私の個人的な意見ですが、エージェントを使うことの費用対効果は低いです。

そしてエージェントから本当に欲しい情報を得るのは難しい

 

例えば先の私のケースで言えば、語学学校を予定していた3ヶ月から、エージェントの方の勧めにより6ヶ月に変更しました。

それに際して私は特に深く考える訳でもなくイエスをしました。

 

それによりエージェントはより多くの手数料が得られます。

 

私のビザは1年間。語学学校を卒業した時点でビザの残りは6ヶ月。

それから現地でアルバイトを探し始めました。

 

当然のことですが、英語がパーフェクトではない、しかも半年で帰国する日本人を雇ってくれるとこはなかなかありません。

特に私は、日本食レストランではなく、英語環境の仕事にこだわっていたので余計に苦労しました。

 

そんなことくらい自分で考えれば分かることなのですが、ビザの残りが少なくなると仕事が見つけにくいよ」とか「観光ビザ等使って滞在期間を延ばしてみたら」など、一言アドバイスしてくれれば考え方も変わっていたのではないかと思うのが本音です。

 

このように、些細なことかもしれませんが、完全にエージェント頼みにするのではなく、自分から能動的に調べたり動くことによって抑えられる費用はたくさんあります。

 

もちろん私の使ったエージェントの方には、さまざまなサポートをしてもらい安心して留学することが出来たので感謝していますし、友達の中には留学前から留学後もエージェントをフル活用して充実した留学生活を送っていた人もいます。

 

しかし私の周りでは「エージェントは必要なかった」とつぶやく友達の方が遥かに多かったのもまた事実。

 

エージェントを使うメリットは大きいですが、あくまでココでは「必要か」という事について私の体験談をシェアしながら書いてみました。

 

アメリカやカナダ、オーストラリア、イギリスなど日本人が多いところに留学されるのであれば、エージェントをどうするかについてちゃんと考えて欲しい、というのが私からの提案です。

 

逆に日本人がほとんどいない、またネットにも情報がほとんどない場所に留学されるのであれば、是非ともエージェントを利用することをオススメします。

 

 

ご達者で。